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FOX RUN(フォックス・ラン)

AVA: フィンガー・レイクス

セネカ湖の一番深い部分を見渡すトレイ・リッジに位置するフォックス・ランは、環境に配慮した持続可能な農法のもとでブドウを栽培し、ブドウ本来の特性を生かす為の最低限のフィルタリングを行うなどの細やかな配慮のもと、バランスの取れた滋味豊かなワイン造りを目指す環境配慮型のワイナリーである。
醸造家のピーター・ベルは、「Fox Runは“新しい最低限の介入”の理念のもとにワイン造りを行っていて、いつ科学技術を使うのかではなく、いつ使わないのかを常に考えています」と言う。
イギリスのワイン評論家ヒュー・ジョンソンは、著書『ポケット・ワイン・ブック』第9版の中で「この (Finger Lakes)地域で最良のワイナリーのひとつ」とFox Runを評している。
また、セネカ湖畔に位置する3つのワイナリー(Anthony Road, Fox Run, & Red Newt)の醸造家が2004年以来コラボレートして造っているTierce Dry Rieslingの2010年ヴィンテージが、米オバマ大統領第二期就任記念昼餐会で提供されたことが話題になった。このTierce Dry Rieslingは毎年一樽しか製造されないためにそれぞれのワイナリーから100本ずつしか販売されず、毎年即完売してしまう人気商品でもある。
多くのニューヨークのワイナリーと同様の小規模家族経営を行うオーナーのスコット・オズボーンは、ワインの健康効果だけではなくニンニクも健康にいいとされる事から、ワイナリーの片隅にニンニク畑を造ったり、ニンニクを使った料理とワインを提供する”ガーリック・フェスティバル”を毎年開催している。
年間総生産量:15,000ケース

フォックス・ランの取り扱いワイン

2012 Dry Riesling
ドライ・リースリング

SOLD OUT

品種:リースリング100%
Alc:10.8%
生産量:1,070ケース
希望小売価格:4,500円(税別)

ライムの皮の香りが特徴の辛口リースリング。米大統領就任昼食会にも供された「Tierce Riesling」も手掛ける実力派醸造家ピーター・ベルは、自然の力を活かしたブドウ栽培とワイン造りに定評あり。柑橘系の味わいが、スパイスの利いた料理のみならず、和食全般にも合う。

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